Overcooked

オーバークック スペシャルエディション任天堂
 
評判は凄くいいのに、4人マルチプレイできるけどオンラインプレイがない、という意味不明仕様で、Steamでは古くからあったんだけど、手を出しにくかった。
今回、Switch版が出たので、買ってみた。で、Switchのある友人の家に押しかけて、友人と共に4人プレイ。
 
結論から言うと、たかだか数時間のプレイで、ここ3ヶ月分ほど笑った
 
面白い
そして、オンラインプレイ非対応はやむなし、という感想を持った。
 
ジャンルはアクションゲーム、でいいのかな。
背景的には色々あるけど、基本的には、材料を取り出す→切り刻む→焼く→組み立てる→お客様に出す、みたいな、料理人ゲーム。
 
で、なぜ4人プレイが面白いのかというと。
キッチンの作りが無茶苦茶だから。
 
大抵のステージは、キッチンは2つにエリアを分けられていて、PC達は互いに行き来が出来ない。
たとえば、食物庫・オーブンは左エリア、まな板と包丁・お客様への提供場所は右エリア、とかだったりするのに、左右エリアは行き来できない。
結果、材料を取り出す→右エリアに渡す→切り刻む→左エリアに渡す→焼く→右エリアに渡す→組み立てる→お客様に出す、みたいな工程になる。
 
面倒なだけ?
うん、それもアクションゲームで、ただでさえ時間制限があるのに、お客様は時間がかかると注文を放り出して帰っちゃうんだ。
 
更に、ステージごとにギミックがある。
調理中にステージが二手に別れたり、氷床で滑ったり、キッチンのレイアウトが一変して鍋もコンロも手の届かないとこに行ったり。
そうでなくても、コンロに鍋やフライパンをかけっぱなしにすると、火を噴いて、消火器が大活躍する羽目になったりもする。
 
もうね。
四人の協力が鍵なのに、「消火器ー! 消火器ー!」「皿ねぇぞ!」「次、たまねぎよこせ!」「床に置いとくから拾え!」とか、完全にバタバタ。
そのバタバタが、無茶苦茶、面白い。悲鳴が飛び交い、あまりのどうにもならなさに、ゲラゲラ笑い転げる。
プレイヤーはそれぞれが必死で働いてる。それでもダメ! アクシデントが起こり続ける。そこが笑えて仕方ない。
 
もちろん、ステージのクリア評価が低いと、4人でどうすれば効率的かミーティングして、リトライ。
最高評価の☆3つは凄く難易度が高そうだが、☆2つは割と簡単に手が届くいい難易度。とはいえ、どのステージも初見で☆2が取れるほと簡単なわけじゃない。笑いのネタは無限に転がっている。
 
 
さて、オンラインプレイ非対応はやむなし、というのは。
やるとしたら、ボイスチャットがないと話にならん、というとこ。
スプラトゥーンとかの「空気読め」とかじゃ全然足りなくて、少なくともプレイヤー間の声かけ、ついでにいうとBGMとして皆の阿鼻叫喚の叫び声がないと、プレイが盛り上がらない、、、ってとこが、このゲームの最大の難関だと思う。
 
ローカルマルチプレイが極めて面白いので、持ち運びできるSwitch版はおススメです。
なお、4人プレイにジョイコンは4つ必要ですが、Switch2台あっても仕方ないです、、、このゲーム、ローカルオンラインにも対応していないのよ。
 
なお、1人プレイだと、2キャラを切り替えながら、プレイすることになります。
そりゃ、まな板で材料きってる間に、どうこうするとか出来るけど、、、どうなんだこれ。