もう聞く訳にいかない

……。
あれ? ドワンゴ・ミュージックパブリッシングは、なんでこんな契約にしちゃったの?
 
作品コード 146-2107-0 みくみくにしてあげる♪【してやんよ】 (J-Wid/JASRAC
 
演奏・録音・放送・配信が、JASRAC
なんで、配信(公衆送信はここに含まれるらしい)を委託しちゃったかな?
 
てことで、ニコニコ動画やインターネットで、同曲を流すには、JASRACの許諾を取ってください。
歌詞と曲だけなら、いいらしいぞ……って、毎回思うんだけど、JASRAC著作権管理を丸投げする音楽出版者って、何やってんだろ?
 
(追記)
やじうまWatch

作者のikaさんが自身のブログに投稿した内容によれば、ドワンゴの子会社に著作権管理を委託、それに伴いJASRACに登録されたという。

んんんー?
何を言ってるんだか、よく分からないけど、音楽事業やってる人にとっては、当たり前の話なんだろうか? 

速報

「ダウンロード違法化」がほぼ確定,録音録画に加えソフトウエアも対象に,私的録音録画小委員会で文化庁が方針を示す(山田 剛良=日経エレクトロニクス

「違法録音録画物または違法サイトからの私的録音録画」を著作権法第30条で規定された「私的複製」の適用範囲からは外す方針がほぼ確定した

つまり「ダウンロード違法化」は、パブコメでは止まらなかったことになります。
 
追って、各所から、レポートが上がるはずです。
 
(追記)
ダウンロード違法化は「やむを得ない」、文化庁著作権課が見解示すInternet Watch
反対意見多数でも「ダウンロード違法化」のなぜITmedia News)
 
津田さんの反論も見事なんだけど、

「保護ではなく、ビジネスで戦うべき」と主婦連・河村委員
河村委員は「損害を与えているのはダウンロードではなく、違法アップロードを取り締まるべきだろう」と華頂委員に意見した上で、「小六委員の言う『保護』は、ビジネスで利益を生むものではない。ビジネスで戦ってもらわないと」述べる。これに対して華頂委員は「違法アップローダーとビジネス上での競争などしたくはないんですが」と皮肉たっぷりに反論。河村委員は「だから取り締まるべきと言っている」と返す。
河村委員は私的録音録画補償金についても言及。「ビジネスで戦うべきだ。保護を前提に黙って座り、『ただ保護されていれば細々と補償金だけが入ってくる』ということでは、クリエイターは食べていくことはできない。このような制度で、その点がうやむやになっている気がしている」と述べると、実演家著作隣接権センターの椎名和夫委員は「その発言は侮辱です!」と声を荒らげる。「侮辱ととらえられたなら謝罪するが、これは皮肉。どうしてこういう皮肉が出たか考えてほしい。権利者が保護されるべき権利は、あるのかと」(河村委員)

もう、なんていうか、津田さんと河村さんで、言いたいことは全部言ってくれてるようなんだけど、なお止まりませんか。
 
MIAU協力会員の人々も、さすがに納得できないので、法改正阻止の為に、請願署名などをやろうかと画策しています。

協力会員のお仕事

一月前から、MIAUで、ちまちま、こそこそと動いていた話。
 
【MiAUの眼光紙背】第7回:その映像は誰のため?〜ネットで視聴できない月の高画質映像Livedoor News)
 
私含む、MIAU協力会員の有志が、Google Doc使って、あーじゃない、こーじゃない、言いながら書いた文書なので、私がどーこー言ったらフェアじゃないんだけど。
「分かりにくい」とボツにされた(笑)部分について、書いてみよう。

「俺(わたし)も宇宙開発に携わりたい」
科学に無縁だった学生が、宇宙にそんな憧れを抱いた時、彼らの中からも「かぐや」プロジェクトを引き継いでくれるような、優秀な人材が輩出してくるのではないだろうか。

ここ(↑)なんだけど、

「世界最高水準の技術は日本にもある。俺も宇宙開発に参加したい」。Passiveな立場だった人々が、そういうActiveな思いを抱いた時こそ彼らの中からも「かぐや」プロジェクトを〜

とか書いていた。
というのも、理系志望であってもなくても、人間、最初はPassiveモードで、バカの壁に辿り付く事もなく、分野に興味を感じることもなく過ごすものなんだろうけど、どっかで「すげぇ」「俺も!」を経験すると、そこで初めてActiveモードに切り替わるものだと思うんだよね。
ぶっちゃけ、理系のお仕事やってる人は、どっかで、この「経験」しちゃってる人だと思うのよ。いや、「俺も!」から文系に走った人もいるんだろうけど、理系ってのは、「すげぇ」がないと、選ばないんじゃないかと思ったりする(偏見?)
その重要な「すげぇ」のきっかけの一つを、NHKは潰しかけてる。かなりもったいない……そんなとこで、小銭稼ぎしてる場合じゃないだろ。
……という訳で、引用先の方、読んでやってください。「クレメンタイン」と「かぐや」の比較をすれば、どれだけ「かぐや」に搭載された技術が凄まじいのか、よく分かるから。
 
 
あと、これも、あえて伏せてたんだけど。
 
嫦娥一号」初月面写真偽造疑惑、中国ネット上で大議論(大紀元/肖 シンリ)

中国国家宇宙航空局は11月26日、「嫦娥一号」が撮影した一枚の月面の写真を公表し、温家宝総理が自ら写真の披露式を行った。中国の初の月探査プロジェクトの成功として、中国のメディアに大々的に取り上げられ、当日の新華ネットのトップを飾り、世界先進大国に立つ誇りをアピールした。しかし、写真は、グーグル・ムーンのサイトの月面写真とあまりにも似ていると指摘され、中国のインターネット上で偽造疑惑がホットな話題となっている
(中略)
中国の千竜というニュースサイトは、「嫦娥一号が取った初写真の分析」と題する報道で、嫦娥一号から撮られたとされる写真は、「専門家に、日本の初の月面の写真と比較すると、中国のは精細な写真で、日本のはスピード仕上げの写真」と報道したが、掲載した写真は、日本の「かぐや」の写真とまったく同じ角度で同じサイズで、解像度と明るさが違うだけ。この写真は、中国国家宇宙航空局が公表した写真とは違うもの。

 
馬鹿にされてるぞ>NHK&JAXA
 

中国の衛星「嫦娥一号」は、第17回党大会後の中共政権の権威と国威の象徴として多くの期待を担い、先月24日に打ち上げられた。その後、一時迷い子になり、軌道修正されたが、再び音信が絶え、今月18日にやっとすべて正常化されたと発表された

何か、すごーく気になるんだけど、さすがに陰謀脳というものでしょ。いくらなんでも。