反抗期 vs 委員長

以前に私のBlogで言った話の続き。
右翼だの、左翼だの、「南京大虐殺はなかった、なんて、あんたら人間のクズ?」とか、「太平洋戦争を海外が評価しているだなんて、貴様、戦争を賛美する気か!」とか見てると。
なんとなく、反抗期 vs 委員長、という対立を感じた。
 
反抗期:俺は今まで抑圧されてきたが、今は自分で考えられる、自分で判断できる、だから、俺は正しいんだ! おぉ、解き放たれた俺の発想は実に斬新で素晴らしい! みんなにも聞いてもらおう! 未だにマインドコンロトールされてる奴らを覚醒してやるぜ!
委員長:なに反抗してるの、馬鹿じゃないの、みんなこう言ってるよ? 何で違うことやるのさ、先生も言ってるじゃん、馬鹿って認めなさいよ、教科書にも書いてるし、それカッコいいと思ってんの? 私だけで言っても聞かないなら皆で取り囲んで言うわよ
 
厄介なのは、どっちも、敵か味方、という二元論でしか、世の中を見ることが出来ないくらい、自分の正義を信じていることなんだけど・・・お互いに目を醒ませ。
 
で、なんとなく、「反抗期」の連中の中から、更に一歩進んで、少しずつ大人への道を歩む者が出てきているのに対し。
「委員長」の方は頑なに変化を拒み、教科書がデタラメであるにも関わらず、その教科書を盾に同じ主張を繰り返し、我侭をやたい放題して世間へのアピールを繰り返す、正義は我にあるので反対意見は抹殺してよい・・・というガキそのもので成長が停止している人が多い気がするのは、なぜだろう。
 
多分、「反抗期」には、一度、他の意見を聞き入れた実績があり、一時的に暴走しても、やがて熱を失ったときには、再度、他の意見に耳を傾けるからと思うんだが・・・。
私が「右翼」だからだろうか。
 
この辺、私が勝手にレッテルつけて、勝手に推測してるだけなんで、意味があるのか、ないのかも、分かんなかったり。