確か内閣は説明してないが

宮内庁、外務省…広がる懸念 「亡国」批判も 天皇特例会見問題(産経ニュース)

政府は11月30日、正式に中国側に「会見は無理」と通告した。「1カ月ルール」と、75歳と高齢の陛下のご健康が万全とまではいえないことが理由だった。

すなわち、政府は「ブレた」。
なぜ、会見するように、政府の意志をひっくり返したのか。
その理由を説明せずに、「天皇陛下は内閣の意志に従うものだ」と言っても、意味がない。
 
それは、すでに内閣の意志ではないのだから。
中国の圧力に負けた後の言い訳だから。
 
もっと正確に、「中国様のご機嫌取りの為なんで、内閣も一度言った事を撤回しますから、内閣の指示に天皇陛下は従っていただきます」と言うべきだ。
外交的敗北を、ルール違反だ、憲法違反だと、すり替えてもらっては困る。
 
誰がこの敗北の責任を取るかって、そりゃ、政府と、わざわざ600人規模の訪中をやって、この程度の結果しか引き出せなかった幹事長だろう。
 
(追記)
アーアーキコエナイー、だってさ。
なるほど、説明してない訳だ。
 
11月30日には「30日ルール」を了承?(産経ニュース)

自民党16日、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との特例会見の実態を調査する「天皇陛下の政治利用検証緊急特命委員会」(委員長・石破茂政調会長)を設置し、外務省、宮内庁の関係者から経緯などを聴いた。外務省の垂秀夫中国・モンゴル課長は、11月30日の時点で、鳩山由紀夫首相と平野博文官房長官に会見は不可能だと伝えた上で、中国側にも通知したことを明らかにした。官邸サイドはこの時点で、「30日ルール」があるため会見はできないと認識していた可能性が出てきた。
これについて平野氏は、14日の記者会見で、政府が一度、中国側に拒否した事実について、「承知していない」と強調。11日には、30日ルールを「承知していない」と述べていた。

一外交官の失策なら、垂秀夫課長に責任を取らせないと変だが、なぜ政府はやらないのだろう?

一方、垂氏は、前原誠司国土交通相が15日の記者会見で、自民党側が会見実現に向けた圧力をかけたような発言したことに関連し、平野氏の指示を受けて、自民党中曽根康弘元首相に7日前後に、30日ルールを説明し、中曽根氏は「了解した」と答えたと述べた。

この件、どんどん外堀が埋まってるな。
15日未明のうちに同様の記事は産経ニュースに乗ってたのに、何やってんだろうなぁ。