名古屋市科学館 訪問

多々あり。
 
世界最大のプラネタリウムがあるという


名古屋市科学館に行って来た。
 
でも昼過ぎに出向いたんじゃ、プラネタリウムのチケットは残っていませんでした。
うん、知ってた。
 
それはそれとして、今の展示物はプラネタリウムを除くと下記な感じ。
本当は、天文館・理工館・生命館と分かれてるんだけど、そこは繫げて書いちゃうと、

  • B2F:錯覚体験ふしぎワールド
  • 2F:地球のすがた、水のひろば、不思議のひろば
  • 3F:生活のわざ、技術のひろがり、竜巻ラボ
  • 4F:人体のしくみ、科学原理とのふれあい、放電ラボ、サイエンスステージ
  • 5F:生命のひみつ、物質・エネルギーのせかい、生命ラボ、極寒ラボ
  • 6F:最先端科学とのであい

みたいな。
 
では、以下、撮ってきた写真。
 
地下の特別展。

止まっている絵が動いて見えたり、交差点に謎の赤い点が見えたり。
 

なぜか、煙突の生えた黄色いブロックの頂点が手前にあるように見えたり。
(これ、両目で見ると手前には見えません。両目の遠近感の画像処理すげぇ)
 
いつだったか、ネットで話題になったドレスも。


研究中のようです。
 
2F。

砂の入った振り子を引っ張って話すと、こういう軌跡を描く、という数学だか物理だかの話。
ここ、視覚・触覚の錯覚に関する展示や、物理的な運動図形の展示が色々ありました。
 
「地球のすがた」より、

マブサウルス復元骨格。地学系の展示ですね。
 
2Fの展示室から1Fの休憩室に降りてみると、

物理と地学で有名なフーコーの振り子。地球の自転を証明した実験ね。

振り子は、5階ぶちぬきの天井から吊るされているので、「『COSθは1とみなす』という理想的な振り子」に極めて近い振り子ですよ……と興奮してみても、物理数学やってないと、何言ってるか分からんか。
 
3Fの「生活のわざ」。

家ひとつとっても、技術があり科学がある、というのを示しています。
 
「技術のひろがり」として。


うん、勤務先的に、見慣れたようなものが。
 
「竜巻ラボ」。擬似的に竜巻を発生させている。


これ見てるだけで1時間は過ごせそうだけど、次いきます。
 
4F「科学原理とのふれあい」より

ピタゴラスの定理の解説模型と、

光の屈折現象の解説模型。
音を使った回折の説明模型もありました。
 
「人体のしくみ」よりエリア全景。

生物系は親しみがないので、解説を読んでは感心してました。
 
5F「物質・エネルギーのせかい」。


こめんなさい、周期表はともかく、分子構造は勘弁して下さい(トラウマがあるらしい)
 
6F「最先端科学とのであい」より、

地球の内側から日本を見た図。
棒の位置は地震震源地。長いほど、地球の内側、つまり、地面の深いところに震源地があることを示す。
何を言いたいかというと、四国は災害ガード力が高いってこと。
 

最新の人工衛星の紹介もありました。
 
整理券を確保しなきゃいけない展示で、唯一、見ることが出来たのが「放電ラボ」。

2基のテスラコイルによる、120万ボルトの放電ショーを見ることが出来ました。
やはり、動画で見るのとは、音と光の迫力が違うわ。
 
 
なんだかんだで、4時間ぐらいいました。
夏休みの為か、小さいお子様づれの家族の方がいっぱいで、なかなか展示をゆっくり見れない、というのもありました。
 
いや、小学生とか幼稚園?とか、その辺の子はしょうがないわ。
霧箱とか見ても、意味わかんないだろうし、科学館へ連れてきても、ただの遊園地感覚でしょうよ。
 
大人の人が展示付属の解説を読んで、説明してあげる必要がある展示が多数でしたけど。
大人は、4時間も歩き回ってたら、そりゃ休憩室でダウンしてたり、「はやく一周みて帰ろーぜ」って気分にもなりますわな。
 
なかなか難しい。
学校の遠足で来てもらうのがいいのか。それはそれで先生が大変か。
 
ていうか、理系の大学生とか受験生は、目を光らせながら、見て回って欲しいんだけど。
マジで、マジで。
 
 
機会があったら、再訪するのもいいかな、と思っています。