その後

フリーアリーナで一勝、アリーナで一勝。
幸い、無料配布分のみ同士の戦いなら、五分の戦いが出来そう。
ただ、構築戦だから、どうしても、カード持ってる者が強い感じがしない訳ではない。
 
一般にTCGで勝負というと、構築戦と呼ばれる、「プレイヤーの持っているカードから、規定枚数のデックを作成する」ルールが、最初に思い浮かぶと思いますが。
私は、構築戦には、ほとーんど、興味がなくて。
 
いや、事前に勝てるデックを検討し、カードリストを眺めて必要なカードをピックアップして、不要なカードとトレード。その後、デックチューニングを重ねて、本戦に挑む・・・というスタイルを否定してる訳でもなくて。
ただ、インターネットが発展してしまった昨今、強いデックのレシピが公開されてて、各プレイヤーの工夫というのが、数枚のカードを取替えるデックチューニングぐらいしかないのが実情。
もちろん、勝負はデック構築で全てが決まるわけではなく、ミスのないプレイングという技術も必要なのですが。構築戦については「手札みて、なにしようか、と迷うようなデックでは、よくないデック or 手になじんだとは言えない練習不足のデック」という世界でして。
相手が何をしてみようが自分のデックの強みを出すだけ、とか、カードコンボの仕掛けを完成させることに全力を費やしていればいい、というプレイングは、どうも好きじゃない。
 
じゃ、何があるのさ、っていう話ですが。
限定戦、特にドラフト戦が魂を揺さぶられます。
 
一般的なブースタードラフトというのは。
六人ぐらいで輪になって。カード15枚いりぐらいのブースターパック、というのを、みんなで一袋ずつ開ける。
15枚の中の1枚を自分用に確保。残りの14枚を隣の人に渡す。
隣の人から受け取った14枚から1枚を自分用に確保。残りの14枚を隣の人に渡す・・・以下繰り返しで、各人15枚を選び取る。
これを、繰り返して、3パック分 45枚ぐらいを各自確保したら、それを元にデックを作って勝負する・・・というルールのものです。
 
限られたカードの中からデックを構築するので、思ったようなデックは作りにくい。
だから、せめてドラフト中に最高のカードを選ぼう、と思っても、15枚のうちに「使える」と思うカードが複数あったら、あるいは、回ってきたカードが「使えない」カードばっかりだったら。
そして。最高のカードとは、今まで自分が確保したカードと、今まで自分が確保せずに次の人に回したカードによって、変化するものですから。
その辺で、選択のセンスが試されます。
 
私としては、漠然とした点の集まりでしかないカード達から、点が線になる瞬間に失踪するインスピレーションの輝きが素敵なので。ドラフト戦が好きです。
 
ブースタードラフトの欠点は、ゲームするたびに、パックを開けなくちゃならないので、お金がかかることですが。
ロモンドラフト、という、わざわざ新しいカードを買ってこなくても繰り返し遊べる(限界はあるでしょうけど)、更に素晴らしくセンスが必要なルールもあります。
ドラフトも色々ルールがありますが、ソロモンドラフトで強い人こそ、Magicの強者と呼んでいいんじゃないかなぁ、と勝手に思ってます。
 
そんなわけで。
アルテイルには構築戦しかない以上、お金をつぎ込まなければ、どっかで行き詰まると思いますが・・・もう少し遊んでみます。
 
なお、やってみようかな、と思う人へ。
私の環境では、「Data Stock」でカードデータを読み込まないと、Loading時間が無茶苦茶長い、ってことになりました。
なんか、TOPページ以降ゲームがうごかんぞー、という人は、「Data Stock」を試してみてください。