八十八箇所巡りする前にインドに行ってこい

これの続き
 
鳩山幹事長、インドのシン首相と会談民主党/但し、魚拓)

鳩山幹事長は、インドは精神文化が発達している国との私見を述べ、両国で協力し、今日の行き過ぎたマネーゲームシステムをコントロールしていくべきとの考えを明示。仏教の基本を平和活動により活かしてほしいとも求め、原子力利用の透明性の確保、核廃絶に向けた全力の取り組みをと要請した。

そうか。
民主党の幹部には、シン首相が仏教徒に見えるのか。
 
まぁ、百歩譲って、魚拓と言っても、誰かが細工した偽造品なんだろうな。
今のサイトには、その部分が載ってないしな。
いやいや、まさか、ターバン巻いてる人を目の前にして仏教徒と呼ぶとか、ありえないよね。
 
 
ちなみに、シン首相の安倍政権時代の国会演説。
 
マスコミが報道しなかったインド首相の国会演説草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN)

インドが日本からのODA(政府開発援助)の最初の受益国になるよう尽力されたのは、当時の岸信介総理大臣でした。今日、インドは日本のODAの最大の受益国であり、こうした援助に我々は深く感謝しております。
日本の工業は、自動車や石油化学などインド産業の発展のために貴重な役割を果してきました。90年代の初頭、インドが深刻な経済危機に陥った時期、日本は迷うことなく支援し続けてくださいました。
1952年、インドは日本との間で二国間の平和条約を調印し、日本に対するすべての戦争賠償要求を放棄しました。戦後、ラダ・ビノード・パル判事の下した信念に基づく判断は、今日に至っても日本で記憶されています。
こうした出来事は、我々の友情の深さと、歴史を通じて、危機に際してお互いに助け合ってきた事実を反映するものです。

……なんで、インドが隣国じゃないんだろうか。
いやまぁ、地政学的に、もしそうだったら近代化がどれだけ遅れたか、怪しいけど。
 
「岸?」ってとこで思いつくのが。
孫のこの人だ。
  
インド国会における安倍総理大臣演説(外務省)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/19/eabe_0822.html

私の祖父・岸信介は、いまからちょうど50年前、日本の総理大臣として初めて貴国を訪問しました。時のネルー首相は数万の民衆を集めた野外集会に岸を連れ出し、「この人が自分の尊敬する国日本から来た首相である」と力強い紹介をしたのだと、私は祖父の膝下(しっか)、聞かされました。敗戦国の指導者として、よほど嬉しかったに違いありません。
また岸は、日本政府として戦後最初のODAを実施した首相です。まだ貧しかった日本は、名誉にかけてもODAを出したいと考えました。この時それを受けてくれた国が、貴国、インドでありました。このことも、祖父は忘れておりませんでした。
私は皆様が、日本に原爆が落とされた日、必ず決まって祈りを捧げてくれていることを知っています。それから皆様は、代を継いで、今まで四頭の象を日本の子供たちにお贈りくださっています。
ネルー首相がくださったのは、お嬢さんの名前をつけた「インディラ」という名前の象でした。その後合計三頭の象を、インド政府は日本の動物園に寄付してくださるのですが、それぞれの名前はどれも忘れがたいものです。
「アーシャ(希望)」、「ダヤー(慈愛)」、そして「スーリヤ(太陽)」というのです。最後のスーリヤがやって来たのは、2001年の5月でした。日本が不況から脱しようともがき、苦しんでいるその最中、日本の「陽はまた上る」と言ってくれたのです。
これらすべてに対し、私は日本国民になり代わり、お礼を申し上げます。

ところが、この演説、偏向報道された。
スタンディングオベーションまであったにも関わらず……
 
朝日新聞なんかは、社説で「安倍首相は価値観外交を考え直せ」とか、必死で「アジアの中心は中国だよ!」と繰り返した。
 
 
いい加減、インドを侮辱するのも大概にしろという気がするんだが。