今日もこの話かよ

今日は、昨日とは別の知り合いからツッコミが。
下記のサイトを持ち出してきて、「やはり、中国の7色に輝く河川と食品ってサイトは捏造じゃないのか」と続けた。
 
「アジアの安全な食べ物」という犯罪者と、それに踊らされる馬鹿。(真性引き篭もり)
http://sinseihikikomori.bblog.jp/entry/213874/
 
・・・。
 
はぁ。(脱力)
 
子供の喧嘩を思い出したよ。
「馬鹿言う奴が馬鹿なんだ、この馬鹿」って奴。
 
 
私の言いたかったことはね。
人づてに聞いたことを鵜呑みにして、安易に結論を出さず、色んな面から考えましょう、ということなの。
中国の公害もひどいっぽいが、日本国内もよく調べてみたらヤバそうだ。なかなか面と向き合うことは難しいかもしれないが、公害に苦しめられている人、公害と戦っている人、公害を隠し通そうとしている人がいることは、決して忘れちゃいけない・・・ということなの。
 
で、私が怒ったのは。
安易に結論を出して思考を止めるな、ということなの。
 
白か黒かはっきりする為には。今回の場合なら「本当に中国に行って来て全土を回ってくる」ことしかないの。
いや、実際に言ってきても、「自分の見た範囲が全てだろうか? 何か見落とさなかっただろうか?」と石橋を叩く慎重さが必要なの。
「だが、工場には抜き打ちで確認に行ったし、現地で聞き込みもやってみた。かなり真実に迫ったのではなかろうか」という自分のやったことの信憑性を判断する力が必要なの。
 
それを、ひとつふたつのサイト巡ったばかりで、捏造100%とか、真実100%とか、結論を出すのは早過ぎるんじゃないか、ってことなの。
 
先の反論サイトに関して言えば。
「枯草に着色して「緑化」という写真は"種子吹きつけ工法"ではないか」と指摘して、そこで思考が止まってしまっているようですが。
私は、「これは数年前にアメリカで水不足の時に使われていた染料のことじゃないかな」という話を聞き、「そっちの話の方がスマートかな」と色々調べていたら、同じ結論に達した人がWeb上にいて、BLOGに染料の写真も出していて。
「なるほど、あれは、これをバラまいている写真だな?」という結論を強めたんだけど・・・そのURLがどっか行った。あとで、探し出します。
(ここでした)
 
また、七色の川の写真ですが、あちこちからのサイトの写真を持ってきてるようです。
具体的にURLをあげてみると・・・としてたら。
先の反論サイトで、「こいつらのやっている事は犯罪である。著作権者に無断で著作物を盗用し、それを人種差別に用いるという我が国の恥であり非国民である。」として評されているサイトばっかりですな。
著作権者に無断で著作物を盗用したかどうかは確認できませんが(ごめんなさい)、とりあえず、全て捏造だ、と言い切ってないことから、あながちデタラメな写真な訳でもないらしい。
 
そもそも、この反論サイトの管理者、「情報操作に引っ掛かるような人間」と同レベルの匂いが強くするんだが。
つまり、「情報操作に引っ掛かるような人間を馬鹿にして笑う事を生き甲斐としている人間」っぽい。
右翼だ左翼だって記事も含め、なんか、そんな論調ばっかりなのよね。
「インターネットは悪意を持った情報の発信手で満ち溢れている。それらを適当な気持ちでヘラヘラと笑っていては彼らの思うつぼ」と書いてるのは、「この文書すら例外ではない」と言いたいのか? と筆者の意図を疑ってしまいます。
 
私の知り合い同様、「おぉっ、目から鱗が取れたようだっ!」と納得してるコメントも多いが。
それは、「おおっ、色眼鏡が貼りついてしまった!」っていう危険な場合かもしれないんだから。冷静になれ。
 
で。この反論サイト見て、感じたこと。
自分の経験や誰かの言っていたこと、調べ上げたことを元に、自分で考えて結論を出すのはいいことだけど。
自分の考えをまとめて、世界を構築するのはいいけど。
それだけでは、真実に辿り着くことはできんのよ。
本当に大事なのは「理論」と「実践」の両輪です。
 
だって。
そうじゃなきゃ、バグの出るプログラムは存在しないし、リコールの発生する製品は存在しません。
「やってみなきゃ分からないこと」というのは、確かに存在するのです。
 
・・・なんか、回路設計やってる人や、プログラマーの人達に同意を求めてるような言い方ですが。
 
 
 
ちと、まとまりない文章ですが、時間を置いて書き直すかもしれません。
今は、割と頭に血が上っている状態ですので。