「初音ミク」が業界にもたらすもの〜本当に本当に職を失うのは「誰」か?

いやっほー。夜中に目が醒めたのに、おきだしてみたら、サカつくオンライン、障害メンテ中だ orz
 
てことで、一旦MiAUから離れて、久々に(?)初音ミクの話題。
あ、MiAUだけど、メルマガ始まったので、登録してみるといいかも。第一回は配信済で、次、いつになるのか分かんないけど(笑)。
 
「初音ミク」が業界にもたらすもの〜本当に職を失うのは「誰」か?(日本のアニメは本当に世界一か?)

歌手活動をしているアーティスト全員の仕事がなくなるわけではない。鈴木氏の弁によれば、中堅アーティストの仕事はコンピュータに取って代わられる一方、才能のある高級アーティストには仕事が集中するというのだ。「中堅」ではあっても、アイドル性やカリスマ性があるアーティストなら生き残っていくだろうが、地道に営業を重ねながらだんだんと知名度を上げていく類の活動方式は、厳しくなっていくだろう。そんなアーティストの歌を聴くより、ネットに流れている誰かが趣味で作ったミクたんの歌を聴く方がいい、という層が主流となっていく時代は近いのかもしれない。

ロボットが人間の職を奪っていく。
まぁ、そりゃそうかもしんないけど……これについては、「工場が機械化されても、人間作業員は必須」という話を展開して、反論しようと思うが、まだまとまってない。
 
で。
本当に、職の危機があるのは、ボーカリストなんだろうか?
別視点から見てみよう。
 
← に、ふるみっくプレイヤーついてるが。
素人曲とは言え、たかだか二ヶ月足らずで、50曲……これですら、全てではない……も発表されている訳です。
 
もちろん、今までも同人音楽って業界はあったし、ミクを使うより人間ボーカルを使ったほうが、お手軽に発表は出来たはずなのだが、「初音ミク」というフラッグシップの元に、才能が集まってることを否定できない。
なにせ、楽曲提供者は、ボーカリストと日程調整する必要がなく、単独で曲を作りこめるのだから……むしろ、そっちのがお手軽、という人もいるのではないか?
 
ミクのオリジナル曲提供者は、ニコニコ動画に曲を公開した後、好評であればMP3を無料配布してる人が多い。
これって、ユーザーの耳がこなれて、更に高品質な楽曲を求めるだけではなく。
iPoDなど携帯音楽再生機での視聴率もミクオリジナル曲が増えてしまい……そして、同じパイを分け合うように、既存流通にある音楽は聴かなくなっていくのではないか?
 
ニコニコ動画は、コメントをつけることで、提供者−視聴者間の超直接ホットラインが存在するため、まさに数日単位で楽曲が手直しされ、進化する。
その進化スピードは、既存流通にある音楽などの比ではなく、素人を玄人に引き上げるだけのポテンシャルを持つ。
 
これこそが脅威で。
ボーカリストよりも、既存の楽曲提供者にダメージを与えていく可能性を感じる。
 
……妄想かな。
それに、同人音楽でダメージを受けるようなプロは、プロじゃないか。
 
 
てことで、ニコニコ動画の、もっと評価されていい、って曲を勝手にピックアップして終わる。
初音ミクオリジナル「きみの体温(ぬくもり)Full Ver.」
初音ミク with Sweet Ann オリジナル曲 『Lividus』
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