期待の結果

改めて、9/10に書いた選挙前の私の個人的な期待を眺める。

67%と期待には届かないものの、前回に比べ大幅UPという意味では、ほぼ期待通りの結果になりました。

過半数どころじゃねー。
連立政権解消するかどうかは、これからですね。少なくとも、同盟関係は維持するようですけど。

  • 既得権益を捨て、改革を推し進めることこそが与党存続につながることを、思い知らせる。

今回の自民党の勝利は国民から白紙委任状を渡されたのではなく、「改革推進せよ」と脅迫状を突きつけられたようなもの。
これで、一年後の総裁選後に「改革を見直そう、改革を止めよう。増税するくらいなら、赤字国債をガンガン発行して問題を先送りにしよう」なんて言い出すようなら、容赦の無い鉄槌をもって民意を示しましょう。

これも、これからかなー。
確かな野党が共産党しかない現状は悲しいぞ、民主党自民党が改革を鈍らせた時こそ、今度こそ骨太の対案を出して、アピールするんだ。妄想もご機嫌取りな法案も、三日で思いついたような発想もいらんから、現実案を示せ。
 
民主代表、17日に選出 小沢氏の動向焦点
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050913-00000005-san-pol

衆院選の最大の収穫は、自民との二大政党対決は主戦投手(党首)のインパクトや知名度が勝負だという現実が、明確になったことだ」

・・・分かってないなぁ。ダメっぽいなぁ。もう「マスコミに受けるかどうか=国民に賛同されるかどうか」という時代は終結したというのに、まだ恐竜みたいな観点で世界に臨むのか・・・。
「嘘を嘘と見抜けない人間には、(掲示板の利用は)難しい」。ひろゆき氏の至言は、例えその言葉自体を知らなくてもそのスタイルは、確実に国民に浸透しているのではないでしょうか。
 
それにひきかえ。
 
小泉チルドレン」育成へ…首相、新人の派閥入り規制(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election2005/news/20050912it15.htm

首相はまた、武部氏に「新人教育の場をすぐ作らないといけない。派閥に入らなくても国会や党の情報が入るようにすべきだ」との考えを示した。これを受け、党執行部は派閥に代わって党が新人教育や国会連絡などを担う仕組みを早急に検討する方針だ。

まだ、自民党を壊し足りないのか、小泉純一郎
派閥制度が形骸化しているとはいえ、引導を渡す気か!
本気で総裁引退後のことを考えてるのか、それとも、「無派閥」という新たな派閥の結成を目指しているのか・・・?