マジック2015−デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ

まず、自分語りから。
 
人生を変えたゲームを挙げろ、と問われると、「そんなの一つに絞れない」と私は回答に困る訳ですが。
トレーディングカードでは、と条件をつけることが許されたなら、間違いなく、Magic:the Getheringを挙げます。
 
と言っても、一時期、熱心にやっていたものの、既に引退して長いです。カードも一枚も手元に残していません。
基本セットで言うと、リバイズト(1994年)から始めて、6版(1999年)の導入前に引退。
エキスパンションで言うと、フォールンエンパイア(1994年)から参加して、ホームランド、アイスエイジ、アライアンス、ミラージュ、ビジョンズ、ウェザーライト、テンペスト、ストロングホールドと来て、エクソダス(1998年)までになります。
 
 
で。
 
今でもボードゲームをプレイする為に、M:tGのショップには出入りしているのですが。
先日、出かけた時に、Xbox360のマークが入ったパンフレットを見かける。
なんでデジタルゲームの広告がこの店に、と思ったら、7/17に「マジック2015−デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ」ってのが出たらしい。XBLAだけじゃなく、PC/iPad/Androidタブレットにも出ているそうな。
 
あー。あのシリーズか。
デッキが半固定で、カスタマイズが制限されてるんだよねー。
Game with Goldで、「〜2013」を入手したから、ちょっとプレイしてみたけど、あれはあれば面白いとはいえ、理不尽も感じたんだよねー。
 
友人「いや、今回から、ちゃんとデッキ構築できるよ」
私「ほう」
 
てな訳で、自宅に戻って、Xbox360を起動。XBLAなのだから、まずは、無料体験版から。
チュートリアルのプレイが必須なのはウザかったが、チュートリアルの最後で、構築済みデッキ10種類のうちから1つのデッキを受け取って。
あとは、勝利するごとにブースターパックを1個貰えるから、開封してデッキを調整して強くなれ、という流れ。
 
ゲーム自体は1029円。
ふーむ。
買ってしまえ。
 
マリガンがなかったり、ブースターを開けても数枚しか貰えなかったりと、何か退化してるんじゃないかなー、と思ってた部分は製品版にUpdateすると解放された。ふむふむ。
更に、課金すれば、ブースターパックや、別のタイプの構築済みデッキなども購入できるらしい。
 
とりあえずは不要かな、と青緑のビートダウンデッキを育ててた。
 
 
さて、キャンペーンモードをプレイしてカードを集めていると……んん?
 
キャンペーンってモードは、5つの地域に分かれてて、各地域4人の対戦相手を片づければ次の地域に進めるって形式のもの。
で、それとは別に「探索」というモードがあって、さっきの4人とは別の敵と交戦する。
ここで、先の4人の対戦相手は、1度倒してしまうと、再戦して勝ってもブースターはもらえない。
「探索」は何人かの中からランダムで1人と戦闘する為か、倒せば倒しただけ、ブースターが貰えるっぽい。
 
ほうほう、「探索」を繰り返せば、カードがどんどん貰えるんだね?
 
と思ってたんだがー。
どうも、「探索」も、倒したことのない敵が優先されるのか、ランダムじゃなく、固定で同じ敵が出るようになってきた。
その同じ敵、ってのは、倒せないから固定されている訳で。
 
カード集め中の不完全デッキに、完全にコンセプトを揃えてチューニングされたデッキをぶつけられたら、勝てる訳がない。
しかも、さっきから使いまくってるそのカード、Demonic Tutorと同じ効果だろ。
Magic 2015の基本セットに収録されてんのかよ、そんな壊れカード。
 
……。
効果がDemonic Tutorと同じも何も、Demonic Tutorそのものじゃんか、和名になってて、気づかなかったけど。
Vintage Masters版って何だ……なるほど、Magic Onlineで限定発売されている、壊れカードを集めたブースターパックか。
ふざけんな、Demonic Tutorを4枚も仕込んだカード、勝てるもんか。
 
勝てないのだから、カードが増えない。カードが増えないのだから、対策も取れない。
 
……。
1パック200円なら、課金でブースターを買っちゃってもいいのかなぁ……。
 
 
なんだかんだで楽しんでます。