取り締まれないなら、皆殺し

…どんなサイバーパンク
 
単純所持規制の問題点2008年児童ポルノ法対策@wiki

08/06/05
また非常に危険な事になりました。
明日、朝8時から自民党法務部会開催が急遽決定し、そこで与党児ポ法改悪案を強行するつもりのようです。
 
6月6日
政調、法務部会 午前8時 
本部リバティクラブ4室 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の 一部を改正する法律案(議員立法)について
http://www.jimin.jp/jimin/kaigi/index.html
 
民主案においても無償の提供に関してまで罰する部分があり、やはり単純所持規制と同じく、ウイルスなどで誰しもが犯罪者にされる可能性があるので、冤罪の可能性を減らすために有償のみの提供に限定すべき等と問題点を指摘しておく必要があるようです。
 
また 自民党の方では金曜日から火曜日にかけて一気に法案まで持ち込む可能性があるのでやはり指摘しておく必要はあるようです。
 
民主メールフォーム
http://www.dpj.or.jp/header/form/index.html
自民メールフォーム
http://meyasu.jimin.or.jp/cgi-bin/jimin/meyasu-entry.cgi <<

ネット上の児童ポルノ、"持っただけ"で懲役刑も - 自民党案まとまるマイコミジャーナル

自民党議員立法案の正式名称は、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案」。6日にまとめられた同案では、ネット上の児童ポルノなどに関し、販売や提供目的でなく、性的好奇心を満たす目的で単純に所持する場合も禁止。さらに、違反した場合は1年以下の懲役か100万円以下の罰金を科す。

ほー。
へー。
 
じゃ、自民党の先生に、児童ポルノを貼り付けたメールを送りつけたら、犯罪確定ですか。
「性的好奇心を満たす目的ではメールを保存していなかった」ことを証明できるんですか。未読マークがついてたらセーフなんですか。
 
で、速攻で。
MIAUからは離脱宣言してる白田先生が意見文をWebに掲載してる。
 
単純所持宣言 / その他、性規制について(白田 秀彰)
(注:元サイトが重いので、Web魚拓へリンクしています)

私は、2001年まで完全に合法であり 一般書店で市販されていた「18歳未満の人物の裸の写真が扇情的な様相で掲載されている写真集」を現在一冊保有していることを宣言する。そして、法執行関係者に対しては、児童ポルノの単純所持が違法化された暁には (ほんとうに午前4時とかに来るのは勘弁してほしい。逃げたりはしないから)、他の誰を摘発するよりも先に、拙宅に来るように呼びかけたいと思う。
(中略)
2001年まで何の問題がなかった本を、そのまま保持しているだけで、いつの間にかその本が違法品となり、なんら違法なところのなかった所有者が、いつの間にか容疑者になるカフカの『変身』的不条理について、立法者や法執行関係者と議論してみたいと私は思っている。
 
 ある朝、白田秀彰が不安な夢からふと覚めてみると、人々の意識のなかで自分に対するレッテルが、「大学准教授」からとてつもなく邪悪な「ペドフィル(小児性愛者)」に変わってしまっているのに気がついた。

てことなので、警察に捕まりたくなければ、直ちに、パソコンから回線を外しましょう。
いつ、どんなタイミングで、あなたのメールフォルダに画像ファイルが送られてくるか、分からないから。
 
 
 
……何なんだ、この法律?

今般の「児童ポルノ単純所持問題」に限らず、国会議員の一部には、性関連の表現を可能であればすべて取り締まりたいという欲望があるようだ。それは、その人の倫理観や正義感、あるいは宗教的信念、もしかすると利権、さらには検閲体制整備への狙い、等などが理由となっているのだろう。しかし、国会議員が公務として行動するとき、国民の代表として行動すべきだと私は考える。もし彼らが、国民的な支持を欠いた個人的な趣味や信念を国政に反映させようとしているのであれば、公私混同だと言っておきたい。ましてや、自らの経済的利益や、憲法によって禁じられている検閲を目的としているのだとしたら、言語道断だ。

(白田先生の記事を継続して引用)