これこそ、地方分権

定額給付金:佐世保市、1割増しの地域クーポン券導入へ毎日jp

長崎県佐世保市は26日、国が09年支給予定の定額給付金について、口座振り込みや現金支給に加え、給付額を1割増しした地域クーポン「させぼ振興券(仮称)」でも支給するよう検討していることを明らかにした。この場合、1人1万2000円の給付金が1万3200円になる。地元での消費を促し、地域振興につなげる狙いで、総務省定額給付金室は「全国初の取り組みだろう。給付金を消費に回す工夫は歓迎したい」としている。
市によると、定額給付金を含む2次補正予算案が成立すれば、市民に支給される給付金総額は約40億円。割り増し分の最大4億円は、地元商店街などと折半して負担するよう協力を求める方針。支給時期は4〜5月ごろと見込んでいる。クーポン券を渡す方法など詳細は今後、総務省と協議する。
朝長則男市長は「商店街にも努力してもらい、一体となって地域活性化につなげたい」と語った。【山下誠吾】

支給金1万円って。
言い方かえると、買い物20万円分の消費税を政府が負担、ってのと同じだから。
でも、仕組み的には全然簡単だから。
 
あとは、「どうやって使わせるか」って話で、法律的に貯金させなきゃいいんじゃ、とか思ってたけど。
地元でしか使わせない、しかし不便な分は一割り増し、ってのは最善手に近い政策じゃなかろうか。
 
財源が「商店街の協力」ってのが、ちと弱いし。
明らかに地方の仕事を増やしてるけど、逆に言えば、地方も頑張る、って意思が見えてて素晴らしい。
 
 
それに引き換え。
追加経済対策:定額給付金、説明は国の責任 松山市長が見解 /愛媛毎日jp

政府が経済対策として予定する定額給付金について、中村時広松山市長は11日の定例市議会本会議で「制度の必要性や内容については、国の責任において説明し、理解を得た上で実施するべきだ」と見解を述べた。議員の一般質問に答えた。
政府の第2次補正予算案提出の先送りで、給付開始が来年3月になるとの見方があることについて「年度末・年度初めの繁忙期に多大な事務を余儀なくされ、市の本来の業務への影響についても憂慮しなければならない。国は地方の現場の意見を十分に聞いて、最大限の配慮をすることが必要」と答えた。さらに「準備や実施にかかる費用についても国が万全の手当てをするよう、要望していきたい」と話した。【松田文】
毎日新聞 2008年12月12日 地方版

 
 
おんぶにだっこ。
恥ずかしい orz