俺の嫁

俺の嫁 〜あなただけの花嫁〜(公式)
 
昨年のドリームクラブに引き続き、「これは、突き抜けているのでは!」という感じで買ってみた。
 
んー。
んんん。
 
これ、ゲームか?
 
何なんだろ。攻略とか、そんな対象じゃなくて。
野球やろうとバットとグローブを買いに行ったら、野球板を買ってきた、みたいな。
映画を見るぜ! と思ってレンタルで借りてきたら、ヒーリングムービーだった、みたいな。
 
率先して見えている地雷を踏みにいったら、炸裂した地雷は足元ではなく、味方の本陣近くのものです、ってぐらい、「あれー?」って感じ
 
なんかねー。全てのイベントが、ときメモ一作目みたいな。
選択肢を一回選んだら終了みたいな。
ていうか、大半のイベントが、それより短いっていうか。
今時、同人ゲームでもこれはねーだろ、というショートイベントばかりで。
雰囲気だけで脳内補完しろと言ってるのか。
 
各種、特殊モードだけは頑張りました、売りはこれです、ってことなのか。
 
ほぼ声優に魅かれて買ったようなものなので、それに関しては文句無いかと。
ていうか、もう、そこしかないだろ、みたいな。声優ファンじゃなかったら近づくな、と言うか。
 
声優ファンディスクが目当てなら、ゲーム要素いらんしなぁ???
 
なんだろう。
このソフトの本質を言い当てることの出来ない、すげーもやもやした気分。
十中八九、ゲームとしてみたらダメなんだけど、そもそも何か別のもののような。
 
普通、惜しいゲームって「何かを目指そうとして」「でも辿り着けなかった」ってのが見えるじゃない。
このソフト、「ここを目指してきて」「実際に辿り着いている」ように見えて、評価基準が、よく分からない。
 
とりあえず、嫁編のエンディングまではやろう。